週刊弐式(ry

今年はみんなに明るいことがあればいいな

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時空のおっさん 9

時空のおっさん 9

1 本当にあった怖い名無し [sage] 2013/03/25(月) 22:42:50.75 ID:03uN3sQyi Be:
まだ見ぬおっさん、あなたに会いたい
私を時空の旅に連れてって

過去スレ
時空のおっさん 8
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1348894963/
時空のおっさん 7
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1335118080/
時空のおっさん 6
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1309839251/
時空のおっさん 5
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1292595560/
時空のおっさん 4
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249368841/
時空のおっさん 3
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1209584765/
時空のおっさん 2
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/occult/1179014918/
時空のおっさん
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1140840310/

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3 本当にあった怖い名無し [sage] 2013/03/25(月) 22:51:59.64 ID:Hb6bLryz0 Be:
★時空のおっさん基本パターン

①気が付くと人も車もいない、静寂の世界に入り込んでいる。
 街や建物の構造がおかしくなっていて、地平線が見えることもある。
 景色や空に色彩、明暗の異常があることが多く、色が減っていることもある。
 最も多いのは空が赤い世界。他にも緑、黄色、オレンジ、灰色、など色は様々。

②おっさんが現れ、もしくは携帯で「おい、ここで何をしている!」と怒ったように言う。
 会う時は逆に驚かれることが多く、隠れようとすることもある。
 遠くにいてもよく見えるし、見られる。声も遠くから聞こえる。
 周りの色の変化に関わらず、おっさんは普通の色。影がない?
  
③事情を話すと、おっさんは携帯電話で誰かと連絡し始める。電話を使わないおっさんもいる。

④おっさんがポケットに手を入れゴソゴソする、またはおっさんに触られる、
 または元いた場所やトンネルに誘導されると目が覚めたように元の世界に戻る。
 戻るときバチッという衝撃や頭痛、めまいがする。

⑤帰るとなぜか時間が戻っていたり瞬間移動してたり、夢だったかのように演出されている。
 しかしその世界で着た服や動かした物、足の裏の土などがそのままなので、夢とは考えにくい。

⑥服装が作業着やスーツだった事は覚えているが、おっさんの顔は覚えていない。

⑦子供のころに迷い込む人が多い。子供にはとても優しい。

⑧迷い込んでしまったら、その世界で何か食べたり、長居してはいけない。帰れなくなる。

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4 本当にあった怖い名無し [sage] 2013/03/25(月) 22:52:33.66 ID:Hb6bLryz0 Be:
★いろいろな体験談

・何度もこの世界に来ていて、毎回同じおっさんに会った。
・前に入った場所と同じ場所で、再びその世界に入った。(入りやすい場所がある?)

・おっさんに会わない、会っても話しかけてこない、または声だけの時があった。
・おっさん以外にも、おばさん、お兄さん、お姉さん、子供、知り合い、犬猫などの場合もあった。
・たまたま、おっさんの集いに遭遇した人もいる。最大数はヤクザ風のおっさんが15人位いた例。

・携帯で話しかけられた時、携帯に番号ではなく「NOBODY」と表示された。かなり多い例。
・その世界から、姿の見えない家族や友人に電話を掛けられた。
・電話の後、すぐにもう一人のおっさんが来た。そっちの方が偉そうな感じ。

・アメリカに住んでいて、掃除道具を持った黒人の時空のおっさんに会った。
・スペイン旅行中に外人の時空のおっさんに会った。言葉が通じなかった。

・基本とは違って人は普通にいたが、気付かれなかった、またはみんな蝋人形のように動かなかった。
・友達や自分の子供、散歩中の犬など複数人で一緒にその世界に入った例もある。

・トイレの底、ソファーと壁の間など、ゲートを通してその世界やおっさんを見た。
・過去や未来の世界に行った。戦時中の日本に入り込んだ。
・幽体離脱に成功した時、時空のおっさんの世界に似た世界に行った。
・戦前、曾祖父が時空のおっさんに会ったらしい。今のところこれが最も古い体験談。

・心療内科で聞いたら、同じような体験談をここ数年で数十回聞いたことがあるとの事。

・おっさんに「もう戻してあげられないから、代りにこちらで」と言われ帰されたが、
 そこは自分のいた世界とは少し違う世界だった。自分や知り合いの容姿、関係性に違和感。

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5 本当にあった怖い名無し [sage] 2013/03/25(月) 22:54:23.44 ID:Hb6bLryz0 Be:
★灰色の兄ちゃんに聞いた話(スレ6)

・時空の世界で出会った、肌が灰色の兄ちゃんに聞いた話。
・彼はおっさんから逃げてその世界のパンを食べ、帰れなくなったらしい。
・兄ちゃんは追ってきたおっさんに、すごく熱い謎のスプレーを吹きつけられた。

「俺はもう一週間くらいここにいる」
「物を食べるとおっさんは察知して現れる」
「あのスプレーは俺を消去するためにかけたんじゃないか」
「俺はもうどうあがいても帰れないと思う」
「俺は既に「別世界からの迷子」ではなく「この世界の異物」になった」
「肌の色が灰色なのもそのせい」
「もしお前が元の世界に帰れたらこの話を2chで公表してくれ」

「近くにおっさんがいると、正常な人間はおっさんの方に近づくように進んでしまう」
「おっさんは今俺を捜してるから、俺がいる限り消えることはない」
「おっさんは異世界の中で異常が起こると、それを修正しに出てくる」
「修正する時になんらかの理由でこちらの世界とリンクさせる必要があって、
 そのリンクした時にこっちの人間が迷い込むことがあるんじゃないか」
「異世界の食べ物を誰かが食べると、その異常が起こる」

「時空がねじれてるのか、アパートの扉を開けたら遊園地みたいな場所だったりした」
「おっさんが現れてからは、走り回っても同じ場所ばかりに出た」
「おっさんが空間を固定した」
「迷子がおっさんに遭遇しやすいのもそのせい」
「(俺の)名前は「山下」だ」(下の名は言わなかった)

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6 本当にあった怖い名無し [sage] 2013/03/25(月) 22:55:32.83 ID:Hb6bLryz0 Be:
★時空のおっさんとヴォイニッチがつながる(スレ7)

【昼下がりにSFな体験した】(VIPスレ)
・おっさんの携帯のアンテナ部分に、手のひらより少し小さい位の風車が生えていた。
・その風車は真ん中に顔が有って、羽は朱青白が並んでいて所々に星のマークが入ってる。
・この時はまだ誰もその風車が何なのかわからなかった。

【変なおっさんに拉致されてた】(VIPスレ)
・言葉の通じないジローラモに似たおっさんの左手の甲全面に、同じような風車の入れ墨があった。
 体験者が探してきた、その入れ墨とそっくりな絵→ 
http://i.imgur.com/BH2p2.jpg 
・その絵がヴォイニッチ手稿だとわかり、時空のおっさんとヴォイニッチがつながったと騒ぎになる。

★風車の絵に関するレス(ヴォイニッチスレから引用)

・手の甲の顔の絵は太陽系の属する天の川銀河の印だと思います。
 顔は目でもあります。中心から外に出るのが赤で外から中心への流れが青です。
 間にある星印は銀河の中の恒星だとおもいます。
 その外の少し大きめの星印の色のないところは、中心から出る光で育つ星たちを表します。
 同じく文字が書いてある色のないところは外から中心に向かう流れを表しています。

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26 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 05:07:41.96 ID:L812Udsh0 Be:
10月末で少し肌寒い夜だったかな。
いつものように学校終わりに友人と話していたんだけど、
翌が祝日という事もありその場のテンションでどっかドライブに行きたいな!という流れになった。
でもどっちもまだ免許を持っていなかったので友人の友達(男性)を誘い彼の仕事用の軽トラで夜のドライブをすることに。

夜21時。
走り出してすぐに友人が「地図なしで行けるとこまで行こう!」と提案してきたので私と彼も「それ面白そう!」と賛同。
で、どうせなら行った事のない場所がいいだろ!って話しになり和歌山方面を目指すことに。


走り出して1時間。
学校や友人の話題で盛り上がる車内。
携帯はまだカメラ機能を搭載してなかったので使い捨てカメラで友人の変顔や夜景を撮って騒いでいた。

気がつくと都心の明かりはどんどん遠ざかり目の前には薄暗い山道。
少し暗い道が続いたので若干テンション下がったけどまだすれ違う車もあったし見たことのない通りに入ると探検しているような感覚で自然とわくわくする感じになった。

「どっちの道行く?」「こっちの道とかなんかありそう!」と面白半分で道を選択。
行き止まりになったら引き返してまた違う道へ行くを繰り返してました。


時計が23時半を回った頃。

「さすがに車通りが少なくなってきたな」と話していたら前方に小さなトンネルが見えた。
「いかにも何かありそうなトンネル!」
「うわぁこれはテンション上がるわ」
「異世界の入り口みたいやんけ!」
そんな冗談を言いながらトンネルに差し掛かる。

「せまっ!」
「これ対向車が来たら面倒w」
「まぁ夜だし、すれ違う車はないやろ」
と話しながら入って行く。


トンネルに入った瞬間、酷い頭痛と気持ちの悪い浮遊感で何とも言えない感覚になった。
「なにこのトンネル…気持ち悪い」と私が言うと
「あたしも頭めっちゃ痛い」
「俺も…狭いから圧迫感でそうなるんかな」と言いながら車を進めた。

トンネルを抜けるとスグに気持ちの悪さは和らいだ。
2人ももう何ともないのか「今のなんか凄かった!」
「やっぱ小さいトンネルだから気持ち悪くなったんだろうな」と楽しそうに話していた。

気分もマシになり時間もまだ余裕があったのでせっかくだしもう少し行ってみようか!と先へ進むことに。


あたりを見ると遠くに明かりのついた家が小さく見える。街灯はすごく弱い印象。
とにかく真っ暗でほとんど何も見えない。

「さっきのでめちゃくちゃ喉渇いたんだけど自動販売機とかコンビニとかないんかな?」
「 コンビニがあるようには見えないなw」
「あっても閉まってそうだよね」

道は整備されているけど細く入り組んでいて信号は見当たらない。
灯りは車のライトだけが頼りなのでゆっくりと奥へと進む。


何度か分岐点に差し掛かったがなるべく明るい方へと車を進め自動販売機を探した。

「ほんとなんにもないな」

最初にあった宝探しのようなわくわく感はもうない。
ただ怖いもの見たさが好奇心を掻き立てていたのでまだ帰る気は起こらず町の中をひたすらぐるぐる回っていた。

しばらく行くと薄暗い町中に看板か標識みたいなものが見えた。
「現在地を確認しとこうか」と言って車を止めたので彼に続いて友人と私は車の外に出る


外は人肌みたいな生暖かい空気が漂っていて、なんていうか…独特な匂いがあった。
青と透明を混ぜたような?
よくわからないけどそんな匂い。

そして静寂。
すごい静寂。
夜だから静かなのは当たり前なんだけど、言いようのない静けさというか、虫の声とか草木の音とかもなくてとにかく無音。
自分達の歩く足音と話し声があまりに響くので小さな声で現在地を確認した。


「なんて読むんだろ?」
「と、ふ、ろ、し?…かな」

ト布ろ泗

「変わった字だね」
「地名だし読めない字くらいあるっしょ」

車に戻り地図を広げる
「ト布ろ泗…載ってないな…どこだろ?」
「もっと下の方とか」
「ないよ」
「看板、他になんか書いてない?」
「暗くてよく見えない」


「誰か地元の人通らないかな…」
「もう2時やぞ。出歩く人なんかいないだろ」
「つーかさ、ここに来てから人にも車にも会ってないんだけど」
「確かに」
「ちょ…やめろ。なんか怖くなってきたやんけw」

と、彼が言った瞬間、私の携帯がなったので驚きのあまり後ろでギャーギャー騒ぎ立てる友人と彼。


「あ!お母さんだ」
「お前、親にドライブ行くって言ってなかったのかよ?」
「ちゃんと言ったよ」
着信にでる
「もしもし何?」
「……にふ…しなた?」
「しなた??え、何?お母さん??よく聞こえないんだけど」
「…たけは」
「もしもし!」

「なに?繋がらんの?」
「電波悪いんかな…?お母さーん!だめだ、ザーってなってる」
「こっちから掛け直してみたら?」
時間も時間やし何かあったのかと気になったのですぐに履歴から掛け直してみた


「もし、お母さん?用件だけ話してくれる?」
「…しぶん…なふこに」
「なふ??ごめん電波悪くてなに言ってんのか全然わかんない…あっ」
「なんて?」
「切れた、よくわからん…」
このあと着信と切れるを交互に繰り返して携帯はおとなしくなった。
「携帯ぷっこわれた…」
「あ、人!」
「え?」
「おっさんっぽい人がいる」


「マジか!道聞いてみる?」
「えっ!聞くの?!」
「だって道わかんねぇし」
「でも…なんかここ怖くない…?」
「おっさんこっちに向かって来る…ってか、なんか持ってる」
「え、まって、ちょ、マジ怖いんだけど」

50mくらい先の薄暗がりからおっさんがゆっくり歩いてくる姿が見える。
「なんかヤバいって!帰ろ!早く…」
「道わかんねぇっ…!」
「いいから!とにかく車出して!」


彼も慌てエンジンをかける。
「早く!」とパニックになりながら逃げるようにバックする。
Uターンする時、後ろのおっさんが小走りになったのが見えた。
「追っかけてくるよ」
そう様子を伝えたが2人は無言。
後ろを見る事もできないようだった。

おっさんが上空を指さしていたが何も見えない。
しばらく走るとおっさんも見えなくなった。

どう走ったのか、どれくらい走ったのか、道に迷いながら車を走らせていたらあのトンネルを見つけて一気にテンションが上がる。
「トンネル!トンネルあった」


トンネル近くの立て札に書いてた文字を一瞬だけ見た。
趾ス外??みたいな字でやっぱりよくわからなかった。

トンネルに入るとまたあの頭痛と気持ち悪さに襲われて吐きそうになりながら
訳がわからなくて頭ん中でごめんなさい!と何度も謝った。
何に謝ってるのかわからないけどとにかく謝った。

ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!

友人2人がどんな状態だったかはわからない。
ただあの小さいトンネルをあり得ないスピードで走っていたので彼も相当怖かったんだと思う。


抜けた瞬間、目の前がやたらと明るく感じた。

「なにこれ月が眩しいんだけど」
「月?月なんかあったっけ?」
「あの町は月も星も出てなかったよ」

時間は0時過ぎ

向こうでは確かに2時だった。
なのに入る前の時間から30分しか進んでない。
3人とも何一つ理解できないまま帰宅。


翌日。
母に着信のことを聞いたら
変な夢を見て目が覚めたから電話したと言っていました。
でも何度かけても電波悪いし話も出来なかったから諦めて寝たらしい。
寝んなwwもうちょい心配しろや!とつっこんだら一応電話には出たから生きてるんだなぁと思ったらしい。

ちなみにかけたのは最初の1回だけ。
かけ直した私の履歴は母の携帯には残ってませんでした。
どこにかけたのか。
出たあの人は誰だったのか。
今では謎です。

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47 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 06:58:55.25 ID:L812Udsh0 Be:
で、終わり。

...ではなかったりします。
この日を境におかしな事が続いたので興味がありそうなら続きを書く。


51 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 07:07:22.37 ID:L812Udsh0 Be:
あの出来事から数ヶ月後。

地元で母そっくりな人を目撃するという話しをちょくちょく耳にするようになった。
そっくりとか。どうせ他人の空似だろ?と思って気にもしていなかったけど…

ある日駅前で母が歩いているのを見かけて声をかけようとしたら2人の男性に道を訪ねられ
なんでか母を見失った。


まぁいいかと気にせず帰宅。
するとさっきまで駅前にいた母が家にいる。
???になりながら
「今日どっか行ってたの?」と聞いたら
「今日は出掛けてないよ」と返ってきた
さらに???になりながら妹にも聞いたら
「お母さんなら一日家に居てたよ」と

じゃああれは誰だよ。
そっくり…つーかまんまお母さんなんだけど。
容姿も雰囲気も歩き方も
似すぎてて怖いんだが

どっちがどっちと言われたら私はたぶんわからないんだろうなと正直思った。


そしてもう一つ。

同じくらいの時期から見ず知らずの人になぜか心無い言葉を浴びせられるようになった。
始まりは大阪キタを母と歩いていた時。

すれ違った少し強面な男性が私に向かって突然「おまえか!」と喚き出した。
真昼間の出来事。
私も母も周りの人もびっくりして男性を見る。
ぶつかった訳でもない。全く知らない見ず知らずの人が私に向かって

「おまえ!おまえだろ!にげられるとおもうな!」

と指差しながら叫ぶ。


周りの人は私とその人が知り合いか何かだと思っているようで
ただならぬ様子に警察を呼ぶとか呼ばないとか囁き始める。
私は頭のおかしい人に会ってしまったと一気に血の気が引いた…
怖さのあまり固まって動けなくなった私を母は庇うように引っ張りその場を離れた。

男性はとくに何かを仕掛けてくるでもなくそのままどこかへ行った。


そして、この騒ぎから数ヶ月後。


隣り町の古本市場に本を買いに来ていた私は会計を済ませようと階段を下りていた。
その途中、子供が私の横を走って行きその子のおじいちゃんらしき人ともすれ違う。

「ここにいたのか」

おじいちゃんはそう言った。
少し笑った風に、やたら低い声で、私にしか聞こえないんじゃないかってくらい小さな声で呟いた。


始めはお孫さんに向かって言ったのだろうと思っていたがその後すぐに
「こらこら走っちゃいかん!こけたら痛い痛いやでぇ!」
と大きな声でお孫さんに言っていた。

声のトーンに差があり過ぎて違和感がハンパない。
怖いから聞き違いか何かだと思うようにした。

その日から3日後だろうか。
今度は友人と買い物に行っている時だった。


駅前の横断歩道を渡っていると前から来た20代半ばくらいの男性にすれ違いざま

「みつけたぞ」

と呟いた。
友人と2人思わず振り返ったけど男性はそのままどこかへ消えた。
友人が「今の何?」と言ったので「独り言じゃない?」と軽く流した。
が、立て続けに似たような体験をしている私は内心穏やかではない。

なんか変…と思いながらもどれも一瞬の出来事だし
調べるにしても何をどう調べればいいのかわからない。
言葉の内容は気になるけど何かをしてくるわけでもないので
結局何も無かったことにして記憶からは揉み消した。(つもりだけど何一つ忘れきれてない)


それから数ヶ月は平穏でおかしな事もなかったので
このまま忘れられると思っていたある日。

電車のホームに向かう階段ですれ違いざまにサラリーマンの人から言われた。

「おまえをこわす」

殺すと言われたのかと思って一瞬ドキッとした。
いや、ニュアンス的にはあまり違いはないんだけど
殺すではなくて壊すだったから怖いと同時に???が出てきて
「こわすってどういう意味だろう」と疑問に思った。

そしてその日の学校。


職員室の前を歩いていると向こうから男子生徒が一人歩いてくる。
(…あれ、こんな人学校にいたっけ?)
前方の彼を何度か盗み見る。
(あ、悪くない顔立ち。青い名札…ってことは先輩なんだ。何組なんだろ?名前よく見えないな…)
先輩とすれ違う。

「きみ、ねらわれているよ、きをつけて」

と。
周りには私しかいない。


廊下で突っ立ったまま固まった。
なんだこれ。
イケメンだ何だ!と騒いでいた気持ちが一瞬で吹っ飛んだ。
狙われる?何に?
固まった体をどうにか動かし、ゆっくり振り返るともう彼はいない。

私の頭おかしくなったのか…?
いや、でも友達やお母さんが一緒にいた時もあったし私一人がおかしくなったとは考えにくい。
みんな頭おかしくなったんじゃないかという変な結論に達した。

そして次の日の朝。


目が覚めると部屋に私がいた。
私は部屋でなにか書き物をしているようだった。
頭がぼんやりしていたのでまだ夢を見ているんだと思って二度寝を決行。

するとベッドが浮くような感覚があって気持ち悪くなったので起きようとしたけど
身体が鉛のように重くて動けず、なぜか目も開けられなかった。
しばらくすると徐々に複数の声が聞こえてくる。


男性が数名と女性がたぶん一人。
耳に膜を張ったような感じで周りの声が籠って聞こえた。
仲間内で討論しているのか、言い合っているような雰囲気で何やら揉めている。
言葉はよくわからない。

「ふぬるくいた…」
「くせんて!…のうえまてに」
「とんた?」
みたいな言葉だった。

何を言ってるんだろう?
夢?…よくわからないけど夢なら早く覚めてほしい。
怖さはさほど無かった。
ただふわふわして気持ち悪くて時々冷たいものが手に触れた。


「冷たい…」と言ったら会話が止まり優しい声で
「たぬから…」「…だしじょうぶ」と言ってきた。

棚からダシ醤油??
なんのこっちゃ。
すると次は目がチカチカしはじめてでっかい桜の木が頭に浮かんだ。
途端にブツンと回線が切れたような音がして…真っ赤なイメージからすぐに暗転。

目が覚めた。


起きてすぐダイニングに行くとすでに朝ご飯が用意されていて
「起きるタイミングよくわかったね」と感心すると
「さっき覗いたら書き物してたからそろそろ来るかなぁと思って」
と母は言った。

「え」

コーヒーを持った手が一瞬で冷たくなった。

それ私じゃない


その日以来、見ず知らずの人におかしなことを言われることはなくなった。
今は平穏。

気になるといえば自分の記憶が周りとは若干ズレていること。
ほんと些細な違いなんだけど、家族の嫌いな食べ物が記憶していたものと違っていたり
友人と行った旅行の記憶がわずかに食い違っていたり。

生活にはさほど支障はないのであまり気にしてはないけど
料理する時や昔の話をする時はなんとなく気を使う。

あとは身の回りの時計が少しずつ早くなっていくとか。
遅刻の危険はないけど正確な時間は携帯でしか確認できない。
ちょっと不便。

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72 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 08:13:26.58 ID:BvSz5Voq0 Be:
ちょっと質問だけど、一緒にドライブした友達とかもそんなおかしな経験をした?
ドライブ以降一緒にいた友達とは何らかの情報共有はしてないの?


73 本当にあった怖い名無し [sage] 2013/03/26(火) 08:20:59.79 ID:gRXhHmfHO Be:
友達も一緒にこっち(?)の世界来ちゃったのか気になるな


74 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 08:22:42.20 ID:BvSz5Voq0 Be:
>>73
そう、そこが今一番気になるお


77 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 08:32:52.84 ID:L812Udsh0 Be:
>>72 >>73 >>74
一緒に行って(経験して)ます。
その後も話しはするけど2人は相当怖がっていてあまり触れたくないような雰囲気でしたね。
当時はそんなおっさんの話や平行世界?みたいな話はなかったので心霊体験をしたと思ってるようです。
もともと怖い話が苦手な二人だったのでこちらからもあまりそういう話はできなかったというか。


78 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 08:35:28.92 ID:BvSz5Voq0 Be:
>>77
てことは他の友達はその後におかしな体験をしたっていう確認はとれてないっことでおけー?


79 本当にあった怖い名無し [] 2013/03/26(火) 08:37:56.84 ID:L812Udsh0 Be:
>>78
確認はとってないからおけー。
ただ男性の方は一時期、行方不明になってたから何とも言えない。

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たまにはこんなかんじ
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この記事へのコメント

 

面白いね

  • 2013年03月31日 01:32
  • #-
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  • [ 編集 ]
 

おもろい

  • 2013年03月31日 06:42
  • ゆ #-
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面白いがリアリティが今ひとつ。

  • 2013年03月31日 09:16
  • #-
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最後のほう中2が調子こいたみたいになって残念。

  • 2013年04月04日 21:21
  • #-
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